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#15. なぜ「あのドコモ」が通じづらくなったのか?5G移行で起きた品質低下の正体と、今行われている対策

電波 / 通信品質

かつて「最強のインフラ」を誇り、誰もが信頼を寄せていたドコモ。私自身も16年間ドコモを使い続けてきた一人として、その圧倒的な繋がりやすさを熟知していました。しかし、現在そのドコモが、次世代通信「5G」への移行過程で深刻な通信品質の低下に直面しています。

なぜ王者がこれほどまでに苦戦しているのか。その核心にある理由と、現在急ピッチで進められている対策の現状を紐解きます。

1. 通信品質が著しく低下した原因

現在の「パケ止まり(アンテナはあるのに通信できない)」や「極端な速度低下」には、5G移行戦略における3つの大きな構造的問題が潜んでいます。

原因:5G専用周波数へのこだわりと「転用」の遅れ

ドコモが苦戦した最大の理由は、5G専用の周波数帯による「純粋な5G」にこだわりすぎ、既存の4G設備を5Gに転用する判断が他社より遅れたことです。また、コロナ禍以降の通信量激増により、都市部の基地局が処理能力の限界を超えたことや、4Gと5Gの切り替えがスムーズにいかない技術的課題も重なりました。

2. 通信品質改善に向けたドコモの対策

ドコモもこの現状を重く受け止め、エリアの「点」ではなく「面」での改善を目指し、大規模なインフラの再構築を進めています。

対策:転用5Gの加速とAIによるリアルタイム最適化

現在は他社と同様、既存の4G周波数(700MHz/1.5GHz帯など)の5G転用を急ピッチで実施し、つながるエリアを大幅に拡大しています。また、AIを活用して混雑状況に合わせて基地局の出力を自動調整し、パケ止まりが発生しやすいスポットをピンポイントで解消する取り組みも強化されています。

3. まとめ:ユーザーはどう向き合うべきか

ドコモは現在、まさに「通信の再建」の真っ最中。これらの対策が実を結び、全国どこでも快適な5Gが復活するにはまだ時間が必要です。

【筆者の視点】

16年ドコモを使った経験があるからこそ、今の品質低下には歯痒さを感じますが、インフラの進化に伴う過渡期であることも事実です。現在は「ドコモだから安心」というブランドで選ぶのではなく、自分の生活圏で繋がり、かつコストとのバランスが良いキャリアを賢く選ぶべき時代と言えるでしょう。

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