大手キャリアのメインプランやサブブランドに目が向きがちですが、見落としがちな格安SIM(MVNO)各社が最近、安さの面でさらに一段と攻勢を強めている印象を受けます。「端末本体はまだまだ使えるから買い替えず、毎月の通信固定費だけを限界まで抑えたい」という方にとって、SIM単体での見直しは非常に即効性の高い選択肢ですね。今回は月額1,000円前後で運用できる5GB以下の小容量から、ゆとりを持って使える10GB帯まで、HISモバイルとIIJmioを主軸に据えて主要4社の通常価格とキャンペーンを徹底比較してまとめてみました。
格安SIM4社の基本仕様・手数料比較
お手元のスマートフォンはそのままで、SIMカードの差し替えやeSIMプロファイルの設定を行うだけで通信会社を切り替える方法は、無駄な端末代をかけずに固定費を抑えられる合理的な選択肢です。ただし、月額基本料金の安さだけで選んでしまうと、契約時の事務手数料や通話料の仕様によって初期費用やトータルコストに差が出ることがあります。
特にショップ店頭や家電量販店窓口での標準契約事務手数料は、値上げにより一律4,950円となっています。オンライン(公式WEB窓口)を活用することで初期費用を3,300円、あるいはキャンペーン適用で大幅に抑えられるケースが多いため、まずは主要4社(HISモバイル、IIJmio、LIBMO、DTI SIM)の提供回線、手数料、通話料の基本仕様を確認してみましょう。
| キャリア名 | 提供回線 | 手数料 | SIM発行手数料 | 通話料(国内) |
|---|---|---|---|---|
| HISモバイル 自由自在3.0 |
NTTドコモ回線 | 3,300円(店頭) 3,300円(WEB) |
0円 | 9円/30秒 |
| NTTドコモ/au回線 | 4,950円(店頭) 3,300円(WEB) ※WEBからのeSIM新規申し込みで初期費用1,650円割引【2026年11月4日 23:59まで】 |
タイプD: 433.4円 タイプA: 446.6円 eSIM: 220円 |
11円/30秒 | |
| LIBMO |
NTTドコモ回線 | 3,300円(店頭) 3,300円(WEB) |
433.4円 | 11円/30秒 |
| DTI SIM |
NTTドコモ回線 | 3,300円(店頭) 3,300円(WEB) |
433円 | 10分超過後 11円/30秒 |
【公式情報・データ出典】
【5GB以下】小容量ユーザー向け最適プラン比較
自宅や職場にWi-Fi環境が整備されており、外出先での通信は連絡用メッセージのやり取りやコード決済、地図アプリの確認が中心という方には、月額1,000円前後に抑えられる5GB以下の小容量プランが最適です。使わない余分なデータを削ぎ落とすことで、大手キャリアの従量制プランに比べて毎月の通信費を大幅に節約できますね。
| キャリア名 | プラン名 | 月間容量 | 通常月額基本料 | キャンペーン適用料金・割引期間 | 通話仕様・特典 |
|---|---|---|---|---|---|
| HISモバイル 自由自在3.0 |
自由自在プラン 3.0 | 3GB | 770円 | なし(通常月額770円で維持) | 通話料 9円/30秒(100MB未満月は280円) |
| ギガプラン(音声) | 5ギガ | 950円 | 月額 550円(最大3ヶ月間割引) ※割引終了後は通常月額950円【2026年11月4日 23:59まで】 |
通話料 11円/30秒(翌月繰り越し対応) | |
| LIBMO |
なっとくプラン | 3GB | 980円 | かけ放題同時加入でオプション初月無料【常設】 TLCポイント還元(生活応援CP) |
通話料 11円/30秒 |
| DTI SIM |
音声プラン | 4GB | 1,650円 | なし(通常月額1,650円で維持) | 1回10分かけ放題標準付帯 |
5GB以下における最適な選び方
- 【安さ重視】HISモバイル:通常料金の安さを最優先するなら「自由自在プラン 3.0(3GB:通常月額770円)」が有力です。月間のデータ利用量が100MB未満の月は月額280円まで自動で下がる柔軟性を備えており、維持費を最小限に抑えられます。
- 【バランス重視】IIJmio:初期の割引と容量のゆとりを両立させるなら「ギガプラン(5ギガ:通常月額950円)」が最適です。2026年11月4日23:59までの限定キャンペーンで最大3ヶ月間は月額550円(割引終了後は通常月額950円)で運用でき、WEBからのeSIM新規申し込みなら初期費用も1,650円割引されます。
- 【通話定額重視】DTI SIM:日常的に短い電話連絡が多いなら「音声プラン(4GB:通常月額1,650円)」が適しています。専用アプリ不要で1回10分以内の国内通話かけ放題が標準付帯しているため、通話超過を気にせず利用できます。
【10GB帯】SNS・WEB検索をゆったり使う最適プラン比較
「小容量の3GB〜5GBだと月末に通信制限がかかってしまうけれど、大容量を契約するほどではない」という方に適しているのが10GB帯です。日頃から通勤・通学時間帯にSNSやニュースサイトを閲覧する方にとって、ストレスなく使える安心ゾーンといえます。
| キャリア名 | プラン名 | 月間容量 | 通常月額基本料 | キャンペーン・改定内容 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| HISモバイル 自由自在3.0 |
自由自在プラン 3.0 | 10GB | 1,299円 | 2026年9月17日受付開始の新料金設定 (旧2.0の1,340円から値下げ改定・通常月額1,299円) |
通話料 9円/30秒 |
| ギガプラン(音声) | 10ギガ | 1,400円 | 通常月額1,400円。 通話定額オプション割引(5分+/かけ放題+は3ヶ月間0円、10分+は6ヶ月間0円併用可)【2026年11月4日まで】 |
翌月繰り越し対応/複数回線データシェア可 | |
| LIBMO |
なっとくプラン | 8GB | 1,518円 | 通常月額1,518円。 TLCプラス光セット割で月額最大220円引 かけ放題オプション初月無料【常設】 |
余ったデータは翌月末まで繰り越し可能 |
| DTI SIM |
音声プラン | 8GB | 1,980円 | なし(通常月額1,980円で維持) | 1回10分かけ放題標準付帯 |
10GB帯における最適な選び方
- 【安さ重視】HISモバイル:10GBクラスで最安水準を狙うなら「自由自在プラン 3.0(10GB:通常月額1,299円)」が際立っています。プラン改定により通常料金で月額1,300円を下回る設定となっており、毎月8〜10GB程度を安定して消費する方に最適です。
- 【繰り越し・シェア重視】IIJmio:余ったギガの翌月繰り越しや通話定額特典を活用したいなら「ギガプラン(10ギガ:通常月額1,400円)」が有力です。2026年11月4日までは通話定額オプション割引が適用可能なほか、同一mioID内の複数回線でデータシェアを行えます。
- 【通話込み重視】DTI SIM:店舗や仕事の折り返し電話が多いなら「音声プラン(8GB:通常月額1,980円)」が安心です。1回10分かけ放題が最初からセットになっているため、通話と中容量通信を無理なく1本化できます。
申し込み前のチェックポイントと注意点
- 店頭手数料とWEB手続きの違い:家電量販店やキャリアショップ店頭での標準契約事務手数料は一律4,950円となっています。オンライン(公式WEB窓口)を活用することで初期費用を3,300円、またはキャンペーン適用価格に抑制できます。
- SIM発行手数料の確認:契約事務手数料のほかに、SIMカード発行手数料(433円〜446.6円程度)が別途発生する事業者があります。事前に初期費用の総額を把握しておきましょう。
- 通話発信スタイルの確認:HISモバイルは国内通話料が9円/30秒、LIBMO・IIJmioは11円/30秒です。DTI SIMは音声プラン全件に1回10分かけ放題が標準付帯しています。普段の通話頻度に合わせて最適な事業者を選んでみてくださいね♪
- さらに大容量が必要な場合:通勤中に動画を日常的に楽しみたい方やテザリングを多用する方は、月20GB〜30GB帯を特集した比較記事(#53)もあわせてチェックしてみてください。
格安SIMの最大の魅力は、固定回線とのセット割引やお買い物でのポイ活といった「複雑な割引条件」に縛られず、SIM単体で最初から圧倒的な安さを享受できる点にあります。自宅に光回線がない一人暮らしの方や、ポイ活の条件達成を気にせずシンプルにスマホ代を削りたい方にはまさに最適なプラン設計ですね。通常料金をとことん抑えられる「HISモバイル」、ドコモ網・au網を自由に選べてキャンペーンも強力な「IIJmio」など、ご自身の利用スタイルに合わせて最適な1社を選んでみてくださいね♪

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