毎月の通信費を単体で見直す際、有力な乗り換え先として比較されるのが老舗MVNOの「IIJmio」と、自社回線で独自のワンプランを展開する「楽天モバイル」です。どちらも固定回線セット割や特定のクレジットカード加入を必須とせず、回線契約のみで安価に利用できる点が支持されています。
「期間限定の月額割引や増量キャンペーンで初期費用・維持費を極限まで下げたい」ならIIJmio、「段階定額による明快さと専用アプリによる国内通話無料を維持したい」なら楽天モバイルが適しています。さらに、デュアルSIM対応端末を活用した2社併用(月額1,978円〜)によるリスク分散ルートも含めて客観的に検証しました。
1. IIJmio(ギガプラン)の特徴と最新キャンペーン
IIJmioの主力プラン「ギガプラン」は、2GBから50GBまで細かくデータ容量を選択できるのが特徴です。2026年11月4日までの「ハッピープライスキャンペーン+」では、5ギガおよび25ギガを対象に大幅な月額割引とデータ増量特典が提供されています。
| プラン名 | 通常月額料金 | キャンペーン適用内容 | 割引・適用期間 |
|---|---|---|---|
| 2ギガ | 850円 | ―(通常料金で維持) | ― |
| 5ギガ | 950円 | 月額 550円 | 利用開始月から 【最大3ヶ月間】 |
| 10ギガ | 1,400円 | ―(通常料金で維持) | ― |
| 25ギガ | 2,000円 | 月額 900円 +5GB増量(実質30GB) |
利用開始月から 【最大6ヶ月間】 |
※表示価格はすべて税込です。
※25ギガプランは月額1,100円割引に加え、データ容量が5GB増量されて最大6ヶ月間実質30GB利用可能です。割引終了後は通常月額2,000円(25GB)に戻ります【2026年11月4日 23:59まで】。
※別途SIM発行手数料(タイプD 433.4円/タイプA 446.6円/eSIM 220円)が発生します。
※WEBからのeSIM新規申し込みで初期費用1,650円割引【2026年11月4日 23:59まで】が適用可能です。
- 【公式参考情報】 IIJmio公式:ギガプラン・通話定額オプション仕様表
- 【公式参考情報】 IIJmio公式:音声SIM・eSIM ハッピープライスキャンペーン+詳細
2. 楽天モバイル(Rakuten最強プラン)の特徴と料金体系
楽天モバイルは、毎月のデータ利用量に応じて3段階で月額料金が自動変動する「Rakuten最強プラン」を提供しています。使わなかった月は安く、大容量通信を行った月でも上限が定められているため、プラン変更の手間がかかりません。
| プラン名 | 月間データ利用量 | 月額基本料金 | 国内通話料(Rakuten Link利用時) |
|---|---|---|---|
| Rakuten 最強プラン |
〜3GBまで | 1,078円 | 0円(無料) |
| 3GB超 〜 20GBまで | 2,178円 | ||
| 20GB超 〜 無制限 | 3,278円 |
※表示価格はすべて税込です。最強家族割適用時は対象家族全員お1人につき月額110円割引となります。
※専用アプリ「Rakuten Link」を利用した国内通話は無料です(一部対象外番号あり)。標準通話アプリ利用時は22円/30秒が発生します。
※WEB手続き時の契約事務手数料は0円です(累計5回線目以上の契約時は1回線につき3,850円)。
- 【公式参考情報】 楽天モバイル公式:Rakuten最強プラン詳細
3. デュアルSIM対応スマホを活用した2社併用運用
物理SIMとeSIMを併用できるスマートフォンをお持ちの場合、IIJmioのデータ通信コストと楽天モバイルの通話無料特典を組み合わせた「デュアルSIM運用」が可能です。
主回線(データ)と副回線(通話)の組み合わせ設計
- 主回線(データ通信用):IIJmio(25ギガプラン)を契約し、最大6ヶ月間は月額900円(実質30GB)でメインの通信を担当。
- 副回線(音声通話用):楽天モバイル(〜3GB枠)を月額1,078円で維持し、通話発信をRakuten Linkに集約して通話料0円を実現。
| 利用期間 | 利用可能データ容量 | 国内通話料 | 合計月額料金 |
|---|---|---|---|
| 利用開始〜最大6ヶ月間 | 実質 33GB (IIJmio 30GB + 楽天 3GB) |
0円(Rakuten Link) | 月額 1,978円 |
| 7ヶ月目以降(通常時) | 合計 28GB (IIJmio 25GB + 楽天 3GB) |
0円(Rakuten Link) | 月額 3,078円 |
※IIJmioのキャンペーン終了後は通常月額2,000円(25GB)に戻るため、7ヶ月目以降の合計は月額3,078円となります。
※異なる回線網(IIJmioのドコモ/au網+楽天網)を1台に収めることで、通信障害時のバックアップ回線としても機能します。
4. 契約前のチェックポイントと窓口の選び方
- 店頭手数料の差に注意:家電量販店等の店頭窓口で契約すると、IIJmioは手数料一律4,950円が発生します。公式WEB窓口なら3,300円、さらにeSIM新規契約なら初期費用1,650円割引【2026年11月4日まで】となるためWEB手続きが有利です。楽天モバイルはWEB契約で事務手数料0円です。
- 短期割引の終了時期を把握:IIJmioの月額割引およびデータ増量は最大3ヶ月または6ヶ月の期間限定です。期間終了後の通常料金を踏まえた年間コストで比較しましょう。
- 通話の発信頻度で判断:専用アプリからの発信が多く長電話が多い方は、通話料0円を維持できる楽天モバイルが適しています。
5. まとめ:単体契約と併用運用の判断基準
- 【IIJmio単体】:手厚いキャンペーンを活用し、5ギガ(月額550円)や25ギガ(月額900円・実質30GB)で初期負担を抑えたい方におすすめです。
- 【楽天モバイル単体】:毎月のデータ消費に波があり、データ無制限(月額3,278円)や通話かけ放題をシンプルに維持したい方に向いています。
- 【2社併用運用】:通信障害リスクに備えつつ、大容量通信と完全通話無料を月額1,978円〜(7ヶ月目以降3,078円)で両立させたい合理的な選択肢となります。

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