「楽天モバイルは建物の中で繋がらない」「地方に行くと圏外になる」といった不満に対し、楽天は今、2つの大きな対策を進めています。プラチナバンドの全国展開と、世界初を謳う「スマホ直接衛星通信」です。これにより、楽天の最大の課題であった通信エリアの不安が、2026年中に大きく解消される可能性があります。
2013年にドコモからソフトバンク系に乗り換えて以来、その利便性を中心に据えてきた筆者ですが、正直なところ「つい最近まで楽天なんて……」と考えていました。しかし、現在の楽天が描くロードマップは、これまでの評価を改めるべき転換点に来ているのかもしれません。
1. 2026年、楽天モバイルの弱点が解消される2つの理由
楽天が現在進めている戦略は、従来の地上基地局を補完し、通信の「穴」を埋めることに主眼が置かれています。
① プラチナバンド(700MHz帯)の全国展開
2025年から始まったプラチナバンド整備が2026年には全国主要都市へと拡大。これまで弱点だった屋内やビル影での繋がりやすさが改善されつつあります。これにより、都市部での「実用性」が他社に近づいています。
② 衛星通信(Rakuten最強衛星サービス)の開始
米AST SpaceMobile社と提携し、2026年末までに商用サービス開始を目指しています。空にある人工衛星から直接電波を届けることで、山間部や離島など、地上の基地局ではカバーしきれなかった「圏外」を埋める技術です。
2. 国土カバー率の向上と他社の動向
衛星通信による「国土カバー率」の向上は、楽天だけの専売特許ではありません。KDDI(au)もStarlinkと提携した衛星通信サービスを予定しており、今後はどのキャリアを選んでも「日本のどこにいても繋がる」ことが標準化されていくでしょう。
衛星通信によって変わること:
- 地上の基地局が設置困難な山間部や海上でも通信が可能になる
- 専用端末なしで、今持っているスマホがそのまま空と繋がる
- 災害時、地上のインフラが寸断されてもバックアップとして機能する
3. まとめ:楽天モバイルは「選択肢」に入るか
2026年は、ブランド力ではなく、自分の活動範囲でいかに安定して繋がるかがより重要になります。弱点を克服しつつある楽天が、大手3社に対してどこまで食らいつけるか。乗り換えを検討する際の有力な比較対象になってきたことは間違いありません。



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